レーザー凹凸測定機とは
- コンクリート構造物の摩耗・はつりによって生じた凹凸を測定する機械。
特長
- ・農業用水路等の経年摩耗による不陸の測定を「短時間・高精度」で測定可能。
- ・測定結果の解析により不陸量はExcel形式で出力。
- ・1測線あたり300㎜@1.0㎜を約10秒で測定。
- ・変位センサーの防水性能は「IP67」をクリア ※水中に浸漬する環境でなければ測定可能。
用途
- ・農業用水路・水路トンネルなどのコンクリート構造物の不陸測定。
- ・ハツリ後の不陸測定。
- ・その他レーザー光を反射せず透過しない対象物であれば測定可能(適応可能の可否については要相談)
製品仕様
製品名 | レーザー凹凸測定機 |
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型式 | KM800 |
管理番号 | E09 |
測定可能範囲 | 300㎜×300㎜ |
測定可能深度 | レーザー変位センサーから100㎜を0として±50㎜ |
使用時本体サイズ(幅×奥行×高さ) | W430×D650.6×H199mm(サーボモーター含む) |
重量 | 10.5Kg(制御BOX含む) |
耐環境性 保護構造 | IP67(コネクタ勘合部含む) |
耐環境性 使用周囲温度/湿度 | -10~+50℃/35~85%RH(氷結・結露なきこと) |
繰返精度 | 20μm |
電源 | 100V |
測定機器
底版測定時
側壁測定時
測定結果
- ①測定は@1.0㎜で測定距離は300㎜。測線数は等間隔で6測線測定。
- ②測定結果はExcel形式で出力し解析。
- ③測定結果は数値とグラフで不陸測定結果報告書として提出。
(上図参照)
測定手順
測定準備 | レーザー凹凸測定機を任意の位置に設置します。 |
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測定開始 | 測定機の電源をONにし、スタートボタンを押すと自動的に測定が開始されます。 1測線当たりの測定時間は約7秒です。 |
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測定終了 | 測定結果は付属品内SDカードにExcel形式で自動的に保存されます。 |
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測定データ処理 | Excel上で測定データを解析します。 |
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報告書作成 | 部位別・下地処理方法別に凹凸データをまとめます。 |
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完了 |